レクチャーコンサート「ジャズピアノのふるさと」

YJP2023新規企画 横浜東西南北4区民文化センター連携キャラバン

レクチャーコンサート 『ジャズピアノのふるさと』

横浜市郊外へのJAZZ普及として、東西南北4つの区民文化センター(鶴見・戸塚・港南・緑)と連携して実施していきます。

内容
ジャズ史の創世記時代。管打楽器が活躍するバンドにピアノはありませんでした。ジャズの原型であるマーチング・バンドには使えなかったからです。この一方で、米国南部、中西部で盛んだったのがラグタイムと呼ばれるピアノ音楽です。ジャズはこの二つの器楽奏法に、声楽のブルースや黒人霊歌の要素が融合することによって形を整えていきます。この過程でピアノは大活躍。瞬く間にヨーロッパの大ピアニストに勝るとも劣らぬ名手が表れます。「ジャズ・ピアノのふるさと」では、こうした歴史を作ってきた名手の音源を聴きながら、出演ピアニストの田中和音とのトーク・セッション。そして後半には田中とベースの佐瀬正とのライヴをお送りします。
(横浜ジャズ協会 小針俊郎)
日時・会場
  • (市内の4箇所の区民文化センター)各会場とも13:30開場となります。
(西) 9/17(日) 14:00~15:30 横浜市戸塚区民文化センター リハーサル室 終了
(南) 10/21(土) 14:00~15:30 横浜市港南区民文化センター 音楽ルーム 予定枚数終了。当日券の販売なし
(北) 10/28(土) 14:00~15:30 横浜市緑区民文化センター リハーサル室
(東) 10/29(日) 14:00~15:30 横浜市鶴見区民文化センター リハーサル室
入場料
田中和音(p)、佐瀬正(b)、小針俊郎(司会・横浜JAZZ協会)
出演
各会場 [自由席] 1,500円(税込)
発売場所
各区民文化センター窓口にて発売
発売日
7/15(土) 9時~ 横浜市戸塚区民文化センター 045-866-2501 (9時~21時)
9/1(金) 10時~ 横浜市港南区民文化センター 045-848-0800 (9時~21時)
9/1(金) 10時~ 横浜市鶴見区民文化センター 045-511-5711 (9時~20時)
9/1(金) 10時~ 横浜市緑区民文化センター 045-986-2441 (9時~21時)
主催
横濱ジャズプロムナード実行委員会
共催
  • 横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール 横浜市戸塚区民文化センターさくらプラザ
  • 横浜市港南区民文化センター ひまわりの郷 横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク
協力
一般社団法人横浜JAZZ協会
問合せ
横濱ジャズプロムナード実行委員会 045-211-1510(平日9時~17時)

チラシのダウンロードはこちらから

出演者写真・プロフィール

田中 和音(p)
ピアニスト・作編曲家。1987年、大阪生まれ。 大阪芸術大学にて前田憲男に師事。2010年、横濱ジャズプロムナードと金沢ジャズストリートにて、「あきは・みさき・BAND」のピアニストとして参加、グランプリをW獲得した。2011年に上京後、雪村いづみ・ペギー葉山などのステージピアニストとしても活動。また、朝丘雪路の晩年最期のピアニストでもある。津川雅彦と朝丘雪路の長女・真由子とコラボした「東京エキゾチカ」バンマス、また「石原雄介TORIO」のピアニストとしても活躍。2018年、人気ゲームソフト「金色のコルダ ステラ・コンサート ~15th Anniversary~」に出演。全篇クラシックに挑戦するなど、新境地を開いた。2021年7月には、自らサウンドプロデュース・編曲・演奏を手掛けたCDアルバム、「シンシアリー・ユアーズ」 (桃井まり with 田中和音)をリリース。作編曲家としては、コンピューターを用いたトラック制作ほか、ビッグバンド編成の編曲も数多く、合唱作品等を中心に出版多数。’15年 ’16年とライムレディースオーケストラのサントリーホール公演にて、編曲・指揮・ピアノを担当、賞賛を浴びる。また近年では、ミュージカルや映画音楽も手がけ、2018年 ミラノ国際映画祭 ベストサウンドデザイン部門にノミネートされた。
佐瀬 正(b)
12歳の頃よりエレクトリックベースを弾きはじめる。高校生の頃に学内のビックバンドの参加によりCrossover,FusionなどのInstrumental Musicに傾倒していく。東洋大学のジャズ研に所属。大学卒業約1年半を経て1991年冬に渡米。1992年度よりNew York CityにあるNew School For Social Research(現New School University)のジャズ科に入学。アコースティックベースに転向。ジャズベース、理論、作曲、アレンジ等を学び、1996年卒業。学業の傍ら、様々なセッションやツアーに参加。1997年1月帰国。帰国後は1999年よりドイツはフランクフルト歌劇場管弦楽団首席コントラバス奏者である野田一郎氏に師事。コントラバスの演奏技術を学んでいる。帰国後、国内外のジャズミュージシャン等との数多くのセッション又はレコーディングに参加。2008年7月より原信夫とシャープス&フラッツに参加。最後の新入団員として解散までベースパートを務める。2008-2009年ファイナルコンサートツアー、2009年東京ジャズフェスティバルや天皇在位20周年記念演奏会を務める。ジャズのみならずいろいろなジャンルの音楽に対しても精力的に活動している。
小針俊郎(司会)
1948年横浜市生まれ。1970年開局の年に株式会社エフエム東京入社。主として番組編成・番組制作セクションに勤務。2007年退社。ジャズイベントの制作、CD制作、ラジオ番組制作、新聞、雑誌等へのジャズ関連記事の執筆を行う会社を設立。現在「ジャズジャパン」「ジャズ批評」「日本経済新聞」他に寄稿中。ラジオ番組「Jazz in Applause」(Musicbird)、「はま☆キラ!」(NHK横浜放送局)出演中。一般社団法人横浜JAZZ協会副理事長、一般社団法人日本ジャズ音楽協会副理事長を務めている。