ジャズ専門誌として親しまれてきた「スイングジャーナル」。顧みてその創刊が敗戦直後の1947年 だったことに驚かされる。横浜は焼け跡だらけであり、野毛は腹を空かせた人々で闇市が活況を呈していた。そこに戦時中は敵性音楽だったジャズを扱う雑誌が登場したのである。貧しさの中でジャズを求める人々、飢えてはいてもジャズに心の豊かさを求めた日本人がいたのだ。展示会では横浜ジャズ協会 が2021年に永井庸一氏から遺贈されたバックナンバーを展示し、日本ジャズ界の貴重な歴史資料として皆様のご覧に供します。
(一般社団法人 横浜ジャズ協会 小針俊郎)
(一般社団法人 横浜ジャズ協会 小針俊郎)
展示内容
1959年~1966年までの40冊を、拡大印刷・パネル加工をして展示します。
- 日程
- 10月5日(水)~10月10日(月祝)
- 時間
- 11:00~17:30(最終入場は17:00)
※最終日は13:00まで - 会場
- 横浜市民ギャラリー 3F展示室B
- 入場料
- 無料

トークイベント
2010年の「スイングジャーナル」終刊を見届け、後継誌「ジャズジャパン」の創刊に立ち会い、
副編集長を務めてこられた三村慎司をゲストにジャズ・ジャーナリズムの在り方とジャズ評論の役割について語っていただきます。
- 日程
- 10月8日(土)10:30~11:30
- 会場
- 横浜市民ギャラリー 4Fアトリエ
- 出演
-
三村慎司(元スイングジャーナル副編集長)
小針俊郎(一般社団法人 横浜JAZZ協会 副理事長) - 定員
- 20名
- 入場料
- 無料 (事前申込制/先着順)
- 事前申込制
-
定員に達したため受付は終了しました。